役員を決めるポイント
役員を決めるポイント
機関設計
会社には、会社の意思決定や運営・管理をする機関や地位があり、これらを「会社の機関」といいます。
機関には、次のようなものがあります。どのような機関が必要なのかは、法律上の制限があるほか、企業実態に応じたさまざまな組み合わせの期間設計をすることも可能です。
機関 : 株主総会、取締役、取締役会、監査役、監査役会、委員会、会計監査人、会計参与
役員
取締役や監査役などの役員には任期があり、原則として、取締役は2年・監査役は4年と定められています。
ただし、非公開会社(株式の譲渡制限がある会社)は、役員の任期を10年まで伸長することができます。
実際に任期を何年にするかは、役員になる人の構成(家族だけ、友人同士、第三者がいるなど)に応じて決めていきます。
また、許認可が必要な事業によっては、要件として、その事業の経営経験や業務経験や資格などを有する人が役員の中にいることが必要な場合があるため、実際にどの人を役員にするかは注意が必要です