司法書士登録のご報告
こんにちは。
田中 加奈子です。
この度、司法書士登録が完了し、新たなスタートを切ることとなりました。
ご挨拶も兼ねまして、私の仕事への想いを少しお話ししたいと思います!
大学卒業後、社会人経験を経て、2005年に司法書士資格試験に合格。
その後は出産・育児に精いっぱいとなり、しばらく専業主婦として過ごしていましたが、2015年、大好きだった母を看取るという辛い経験をしました。
母との別れを経験し、家族の絆について考えるようになりました。
それと同時に、一人で暮らすこととなった父への心配は日に日に大きくなっていきました。
父は関西で暮らしているため、何か困ったことがあった時、すぐに駆け付けられないことへの不安が常に付きまといます。
今は一人で生活できているけれど、病気になったら、介護が必要になったら、私はどう対応したらよいのだろうか?
父の暮らしを考え、必死に調べ、勉強するうちに
「私のように両親と離れて暮らす不安を抱えている人は実はたくさんいるのではないか?」
「この経験と資格を活かして、同じように悩みや不安を抱える方々の力になりたい。」
そんな思いにたどり着きました。
オールシップに入所してからは、
まずは補助者として、成年後見や相続を中心とした幅広い業務のサポートをしながら実務の勉強を続けてきました。
また、人と接することが好きという特性を活かして、自主開催のセミナーなどには積極的に参加、セミナー講師を務めたこともありました。
こうした機会に、直接ご本人やご家族と接することができることは、とても勉強になりました。
「認知症になったら、ひとりになったら、身体が思うように動かなくなったら…」
誰でも向き合う不安でありながら、まだまだ悩みを誰かに打ち明けられず、おひとりで悩まれている方がとても多いことを知り、もっともっとご本人やご家族の幸せな生活に向けてできることがあるのではないかと初心に帰る貴重な経験となりました。
これからは、司法書士として、私が関わった方々が、少しでも安心し、笑顔あふれる生活ができますように。
それを実現させるために、これからも日々経験を積み、皆様のお役に立てるように精一杯頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします!
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