18歳から成人に!娘、初めての一人暮らしと大人の自覚は…
こんにちは
事務スタッフです。
私には今年19歳になった大学生の娘がいます。
年月が経つのは早いもので、ついこの間まで子供だと思っていたのに、いつの間にか大きく育ちました。口も一丁前になって、女性同士ぶつかることもよくありますが、ここまで元気に育ってくれたことに感謝です。
娘が通う大学は東京の西のほうで、自宅からは2時間超かかります。これまでは自宅から通っていましたが、さすがに大変ということで、今年の春から一人暮らしを始めることになりました。
大学近くの物件を探して、気に入った物件があったので、早速、不動産屋さんで申し込みをとなったときに、衝撃の事実。
「2022年4月から成人ですので、3月に契約するのと、4月に契約するのでは、必要な書類が変わりますよ」と。
私が編集している事務所のニュースレターで、「成人年齢の引き下げ」の記事も書いたのに、自分の家族のこととなると、すっかり忘れていました!
ちなみに、そのときの記事はこちら↓
教えて!気になるニュース
約140年ぶりの見直し 民法改正「18歳から大人」に!
2022 年4 月1 日より、成人の年齢が20 歳から18 歳に引き下げられることになりました。
これまで、20 歳に満たない者は単独で契約などの法律行為をすることができませんでしたが、改正により、単独で法律行為ができることになります。
これにより、相続の手続きにはどのような影響があるのでしょうか。
未成年者の相続人がいる場合には、遺産分割協議にあたって代理人を選任する手続きを裁判所に申立てなければなりません。
通常、未成年者の代理人は父母などの親権者ですが、親子で相続人となるケースでは、親が子供の代理人となることはできません。
お互いの利益が相反する立場のため、法律で定められているのです。
こうした手続きが、今回の改正で18 歳以上の方には不要となり、単独で遺産分割協議に参加できるということになります。
ただし、様々な法律行為を自分だけで行うということは、逆に正しい知識を身に付けていかなくてはトラブルに見舞われることも。
成人としての意味や責任を、ご家族で日頃から話し合っていくことが必要となるでしょう。
(ちなみに、お酒やたばこ、競馬などの賭け事は、20 歳のまま維持されます)
こうして、娘も2022年4月から一足先に大人の仲間入りです。単独でできることが増える一方で、それには責任が伴うことを忘れてはいけません。
見守る側としてはなんだか心配が尽きないですが、私自身も一人の大人として接して、少しずつ大人の自覚を持ってもらいたいと思います。